ロング・エンゲージメント | ともやの映画万歳!

ロング・エンゲージメント





(原題:UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES)
【2004年・フランス】試写会で鑑賞(ともや評価:★★★★★)


ジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥの「アメリ」コンビが、セバスチャン・ジャプリゾの全仏ベストセラー小説『長い日曜日』を壮大なスケール映画化したミステリー・ラブ・ロマンス。

1916年、第一次大戦下。軍法会議で死罪をを宣告された5人の兵士がいた。その中に戦いを好まない若者のマネク(ギャスパー・ウリエル)がいた。5人の兵士は武器も持たされずに最前線であるドイツ軍との中立地帯に置き去りにされる。そして1920年、フランスのブルターニュ地方。幼い頃の病気の後遺症で脚が不自由なマチルド(オドレイ・トトゥ)は、戦場に旅立った恋人マネクの帰りを待ちわびていた。だが彼女の元に届いたのはマネク戦死の悲報だった。マネクが死んでおらず、どこかで生きていると信じるマチルドは、私立探偵を雇い独自の調査を始める…。

ほわわわわ~ん。
ハート・ウォーミングさせられました。
予想通り幸せな気分にさせてくれる映画で大満足!
内容的にはかなり重いながらもジャン=ピエール・ジュネ監督のすごさなんだろうなぁ…悲惨さを感じさせずにどことなくユーモラスに流していってしまう。
ミステリーというほど難しい謎解きがあるわけではなく、マチルドと一緒に真相を確かめていくように楽しむといいだろう。
ところどころに殺人やギロチンなど毒な部分はあるけれど、それさえも凌駕する映像の綺麗さ。
妄想、犬のオナラ、ドリフト好きの郵便配達人…「アメリ」的なユーモアも随所に盛り込まれている。
この映画【R-15】なんだけど、何がいけないんだろう? ちょっとだけ出てくるSEXシーン? そんな残酷な描写があるわけでもないのになんでだろう? そこだけちょっと引っかかりました。

公式HP:http://long-eng.warnerbros.jp/



アーティスト: サントラ
タイトル: ロング・エンゲージメント


タイトル: アメリ